<本記事はプロモーションを含みます>
- 子ども中心の生活。仕事の時間をどう確保したらいい?
- 子どもが生まれたあとも看護師続けられるかな。
- ワンオペ育児中でも看護師続けられる?
多くの方が育児と仕事の両立に悩むのではないでしょうか。
3児の母である私は、10年以上看護師として働きながら育児を続けてきました。
経験してわかったことは、適切な環境さえ整えれば両立は可能ということ。
この記事では両立を可能にする働き方やサポートを詳しくご紹介。
最後には両立を成功させるための心得もお伝えします。
この記事を読み終えるころには、両立への道筋が見えてくるはずです。
一緒に仕事と育児の両立を実現していきましょう。
育児と仕事を両立するためには環境づくりが大切
育児と仕事を両立させるために重要なことは、どのような環境に身を置くかです。
上の画像のような環境にいたら、頑張っても両立は不可能です。
まずは両立しやすい環境作りをしていきましょう。
順番に解説していきます。
子育て中でも両立可能な働き方3選
この3つの働き方の共通点は、
保育園や学校がやっている日中に働けるということ。
それぞれの特徴があるため、詳しく見ていきます。
日勤常勤
日勤常勤とは
日中に働く正社員で、一般的に8時間勤務のことが多いです。
日勤常勤のメリット
メリットは何と言っても夜勤がないことです。
夜勤がないことで生活のリズムが安定し、身体的な負担も少なくなります。
日勤常勤は、給与面でもメリットがあります。
夜勤の手当が減るものの、短時間勤務やパート勤務に比べると給与が高いです。
育児と両立しながら、経済面を優先させたい方にオススメな働き方です。
日勤常勤のデメリット
それぞれ詳しく見ていきます。
夜勤のメリットを得られない
夜勤にはメリットもあります。
日勤常勤になることでそのメリットを得られなくなります。
- 夜勤手当が入らない
- 昼間の自分の時間が減る
連勤になる可能性あり
連勤とは
何日間か連続で勤務になることです。
日勤常勤の場合、基本的には週に5日間の勤務となります。
土日が休みとなる場合、5日間連続で勤務となる可能性が高いです。
職場の拘束時間が長い
拘束時間が短時間勤務やパートに比べると長くなります。
出勤は早く、退勤時間が遅くなる傾向です。
病院によっても勤務時間は様々。
そのため求人探しが重要となります!
求人を探すなら、転職サイトがおすすめです。
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転職サイトについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
短時間勤務
- 育児・介護休業法に基づいて定められた働き方
- 1日6時間程度の勤務時間
- 3歳未満の子どもが対象
法律で定められているため、基本的にはどの事業所でも適応されます。
しかし個人病院などでは、人員不足で短時間勤務をすることが難しい場合もあるようです。
あなたの職場で適応されるかは、上司へ確認してみましょう。
(適応されないケースについて、詳しくはこちらのサイトを参照ください)
適応されれば転職せずに両立しやすい環境を作ることができます。
短時間勤務のメリット
メリットのポイントは職場での拘束時間が短くなるということです。
- 出勤前や帰宅後の家事の時間
- 子どもとの時間
- 子どもの送迎時間
時間の余裕ができることで心身の負担軽減にも繋がります。
余裕を持って子どもと関わることが、子どもにもメリットになるはずです。
短時間勤務のデメリット
キャリアへの影響とは、役割の拡大や、昇格などに影響を与える可能性があるということです。
- 労働時間が短いため、業務内容が限られるから
- スキルアップの機会を逃す可能性があるから
キャリアへ影響する可能性はありますが、裏を返せば業務量や業務内容を軽減してくれるということ。
デメリットとメリットは表裏一体です。
短時間勤務での給与や賞与・キャリア・残業については職場によって様々です。
詳細は上司へ確認し、その上で判断しましょう。
パート勤務
パート勤務とは
週に働く時間が少ない働き方。時給制のことが多い。
勤務時間や勤務日数を柔軟に調整できる働き方です。
パート勤務のメリット
パート勤務の大きなメリットは
子どもの生活スタイルに合わせて柔軟な働き方ができるという点です。
残業もないことが多いです。
- 子どもとの時間を作れない
- 時間がなく子どもの習い事ができない
- 送迎が間に合わない
- 行事に参加できない
パート勤務のデメリット
パート勤務の大きなデメリットとして収入が減るということが挙げられます。
月々の給与だけでなく、賞与や退職金がない場合も多いです。
もう一つのデメリットとして、
勤務時間が短いため業務内容が限られるということです。
責任ある仕事やスキルアップになるような業務に携わる機会が減ります。
やり甲斐が少ないと感じる人もいるでしょう。
- 収入より自由な働き方を優先したい
- 子どもや家族、自分への負担を限りなく抑えたい
これらのメリットやデメリットを知った上で、あなたに合った働き方を見つけてください!
知って得する!子育て支援制度やサービス
育児と仕事を両立するためには、支援制度やサービスを活用することが大切です。
活用するためには、まずはどんな制度やサービスがあるか把握しましょう。
公的な子育て支援制度(育児・介護休業法)
子育て支援制度の一つに、育児・介護休業法という法律があります。
子育てや介護と仕事の両立を支援するための制度です。
子育てに関する制度の概要をまとめました。
詳しくは別の記事でご紹介予定です。
育児・介護休業法について、厚生労働省の動画も参考にしてください。
子育て支援制度の活用法
- 1歳になるまで育児休業
- パパも育児休業を利用
- 3歳になるまで勤務時間は6時間
- 3歳になるまでは残業なし
- 3歳〜小学校就学前までは残業時間を短縮
- 小学校就学前まで夜勤なし
- 子どもの体調不良時にはお休みをもらう
フル活用できれば、両立が可能になりそう!
でも実際に全て活用してる人って少なくない?
法律で定められているのに何で?
実は私も、育児休業以外は利用しませんでした。
というより、利用できることを知らなかったのです。
- 法律で定められてるなんて知らなかった
- 職場で利用している人がいなかった
- 上司が教えてくれなかった
- 大きい病院の制度だと思い込んでた
私が利用できなかった理由は無知だったから!
上司もこれらの存在を知らない可能性があります。
この法律を知っていれば、上司に相談することができますよね。
ぜひ、あなたには活用するチャンスを逃さないでほしいです。
子育て支援制度のまとめ
育児・介護休業法は、育児と仕事の両立を叶えるために必要な制度です。
- これらの働き方を希望する権利をみんな持っている!
- 制度を利用したいと上司に申し出る(申請する)ことが必要!
自分から行動することが大切です。
※令和7年4月から育児介護休業法は改正されます。
記事内容も随時新しい情報に切り替えていきます。
改正内容を事前に知りたい方は厚生労働省のホームページで確認できます。
公的な子育て支援サービス
両立を助けてくれる公的な子育て支援サービスは以下の3つです。
小学生の放課後の預かり場所【学童保育】を利用しよう
- 小学校終了後から19時頃まで子どもの預かりをしてくれる
- 土曜や長期休みは朝から1日預かり可能
- 保護者が日中仕事の小学生が対象
- 費用は4,000円〜10,000円/月程度
- 宿題をやったり、友達との遊びを楽しめる
※詳細は市のホームページで確認できます。
我が家が通っているのは、小学校に併設されている学童。
我が子も楽しいと喜んで通っています。
お迎えに間に合わない時の味方【ファミリーサポート】を活用しよう
ファミリーサポートとは
地域のつながりを活かした子育て支援システム。
子育ての「援助を受けたい人」と「援助を行いたい人」どちらも会員登録をして利用します。
- 育児のサポート
- 保育園や学童の送迎
- 保育園や学童では対応できない時間帯の預かり
- イベント時の預かり
- 保護者の急用時の預かり
- 預かりの場合、援助会員の自宅になることが多い
- 利用料金は比較的安価
(1時間1,000円以下の地域が多い)
学童や保育園では対応しきれない時に、安価でサポートしてくれる強い味方です!
子どもが病気の時の預け先【病児保育・病後時保育】を利用しよう
- 風邪や怪我などで保育園や小学校に行けない子を預かってくれる
- 病院や診療所、保育施設に併設されていることが多い
- 看護師や保育士が看病と保育をしてくれる
- 施設によって医師の回診もある
- 費用は2000〜2500円/日程度
詳細は「お住まいの市 病児保育」で検索してみてください。
私もこのサービスよく利用します!
専門家が看病してくれているので、家族に頼むよりも安心!
民間の子育て支援サービス
両立を助けてくれる民間の子育て支援サービスは以下の3つです。
習い事の場にもなる【民間学童】
民間学童とは
公的な学童保育と同様に、小学校終了後から預かってくれる場所。
- 保護者の就労状況に関わらず預かりOK
- 費用は20,000〜50,000円/月程度のことが多い
- 一般的な学童保育よりも値段は上がるが、サービスは充実
- サービスの形は様々
- 遅い時間まで預かり可能
- 学童から習い事までの送迎付き
- 夕食サービスがある
- 学童が習い事にもなる(英会話・体操・学習塾など)
ある程度費用が掛かっても、サービス内容にメリットを感じる方にはオススメです。
サービス内容は事業所によって様々!
お近くの民間学童をチェックしてみてください。
子育て支援の専門【ベビーシッター】
ベビーシッターとは
保護者が子どもを保育できない際に、代わりに面倒をみてくれるサービスです。
公的サービスで紹介したファミリーサポートと同様、育児のサポートや送迎、預かりが可能。
ファミリーサポートとの違いを以下に説明します。
- 柔軟な対応が可能(預かり場所や時間など)
- 保育士やベビーシッターの資格を持っているスタッフが多い
- ファミリーサポートより予約がとりやすい
- 利用料金は1時間あたり1,000〜4,000円程度
- ファミリーサポートより値段は上がるが、サービスは充実
- 病児の預かり
- 遊びや学びのサポート
- 家庭教師や習い事の場にもなる
(勉強やピアノができるシッターさんもいる) - 24時間対応している事業所もある
- シッターさんの実績や事前評価などを確認できる
子どもや親の都合に合わせて対応してくれるのが嬉しいポイントですね。
時間を生み出す【家事代行サービス】
家事代行サービスとは、
料理・買い物・洗濯・掃除などの家事全般を数時間単位でお願いできるサービス
利用料金は1時間あたり1,500〜3,000円
私は作り置き料理を作成してもらったり、洗濯物をお願いしています!
自分時間や家族との時間が増えるのでオススメですよ!
子育て中でも両立しやすい職場5選
日勤常勤として働く場合に、両立しやすい職場を厳選しました!
上記に共通していることは、
- 主に日勤業務
- 残業が少ない
という点です。
他のポイントを表にまとめました。
訪問看護ステーション
訪問看護師は、利用者の自宅を訪問し医療面と生活面の両方から支援を行います。
- 健康状態の観察
- 医療処置
- 日常生活の支援
- 家族への介護指導
- 多職種との連携
- 記録や報告 など
訪問看護ステーションのメリット
- 主に日勤業務
- 残業が少ない
- 土日祝休み
- 直行直帰が可能
自宅から直接利用者の自宅へ向かい、業務終了後そのまま帰宅すること
通勤時間が短縮できるため、朝と夕方が忙しいママにとって嬉しいメリットです。
訪問看護ステーションのデメリット
- 看護師の精神的な負担が大きい
- 急変時の対応を求められる場合がある
- 急遽夜間に仕事となることがある(オンコール)
- 勤務時間外の急患や緊急事態に対応
- 迅速に対応できるよう自宅などで待機
- 必要に応じて緊急訪問する
緊急訪問をする場合は、急遽育児や家事を誰かにお願いする必要があります。
対応が可能であれば訪問看護もオススメな働き方です。
デイサービス
デイサービスでの看護師の役割は、利用者の健康管理、バイタルチェック、服薬管理、簡単な医療処置などです。
デイサービスのメリット
- 日勤業務
- 残業が少ない
- 日祝休み
- 平日の休みが取りやすい(次の項で詳しく解説)
- 医療処置が少ない
医療処置が少なめが好みの方、ブランクがある方にオススメです。
デイザービスのデメリット
- 介護業務も含まれるため、体力的な負担がある
- 医療的なスキルアップの機会が少ない
- 土曜は仕事のことが多い
土曜日の子どもの預け先は、保育園や学童にもお願いすることが可能ですよ。
企業内クリニック
企業内クリニックは会社の中にあるクリニック。
従業員の健康維持・増進を行い、会社の生産性向上と発展を目指します。
- 一般的な診療補助
- 従業員の健康診断
- 応急処置
- 健康相談
- メンタルケア
- 保健指導
企業内クリニックのメリット
- 日勤業務
- 残業が少ない
- 土日祝休み
- 長期休みが取りやすい
- 急変対応が少ない
- 医療処置が少ない
健康維持・増進や疾病予防について興味がある方にオススメです!
多くの企業内クリニックは、会社の営業日に合わせて運営されるため、土日祝休みや長期のお休みが多いのも特徴です。
企業内クリニックのデメリット
- 求人数が限られている
- 医療的なスキルアップの機会が少ない
- 企業によって保健師の資格が必要
もともと求人数が少ない上、好条件のことが多く、転職サイトの非公開求人となっていることが多いようです!
非公開求人についてはこちらの記事のメリット④を参考にしてください。
検診センター
検診センターでの看護師業務は、健康診断の実施、検査の補助、結果説明のサポートなどを行います。
検診センターのメリット
- 日勤業務
- 残業が少ない
- 土日祝休み
- ルーティーン業務が多い
- 急変対応が少ない
高度なスキルは求められないため、看護師経験が浅い方やブランクがある方にもオススメな職場です。
検診センターのデメリット
- 看護スキルを磨く機会が少ない
- 業務内容が単調
- 採血技術が求められる
透析クリニック
透析クリニックでの看護師業務は、透析患者の状態観察、透析機器の操作、患者教育などです。
透析クリニックのメリット
- 主に日勤業務
- 残業が少ない
- 日曜休み
- 平日休みが取りやすい(次の項で詳しく解説)
- 専門的な知識が得られる
忙しい中でも専門的な知識を学びたい方にはオススメです!
透析クリニックのデメリット
- 土祝は仕事のことが多い
- 急変時の対応を求められる場合がある
- 夜勤があるクリニックもある
祝日は保育園や学童もやっていません。
子どもを家族やベビーシッターなどに預ける必要があります。
土日祝休みは子育てと両立する上で、良し悪しあり
土日祝休みは、一見メリットに感じますが、これがデメリットにもなるので注意が必要です。
実は子どもの行事って、平日に入ることが多いです!
土日祝休みで固定されてしまうと、平日の行事の度に有給休暇が必要になります。
「有給休暇をが足りず、子どもの行事に参加できない」
という事態を避けるために、職場を選ぶ際は注意が必要です。
保育園や学童保育は土曜日も預かってくれます。
それを活用するのも良い方法ですね。
- 子どもと一緒に過ごす時間が増える
- 休日の育児を誰かに頼む必要なし
- 平日の行事に参加しにくい
- 有給休暇が足りなくなる
- 5連勤になる
- 自分の時間が作りにくい
子どもの行事や有給休暇についてはこちらの記事を参考にしてください。
自分に合う職場を探そう
子育てをしながら働きやすい職場を紹介してきました。
同じ分野の職場であっても、勤務形態や働きやすさは場所によって様々です。
夜勤やオンコールがある職場でも、交渉次第で夜勤なしの正職員になれる可能性もあります!
理想の職場に出会うために、転職サイトを活用するのがオススメです。
全て無料で、転職条件の交渉もしてくれます!
自分に合った職場で、育児との両立を可能にしましょう。
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転職サイトを利用するか悩んでいる方はぜひ、こちらの記事もご覧ください。
身近な人のサポートを得よう
両立を可能にする環境作りに欠かせないのが、身近な人からのサポートです。
一人で背負い込まず、周囲の人に頼りましょう。
家族にサポートしてもらおう
祖父母やパパなど、家族にサポートしてもらえると心強いですよね。
育休から復帰したり転職を考えるときには、
どんなサポートをしてもらえるか家族で話し合うことが大切です。
「祖父母が遠方」
「主人も仕事が忙しい」
「家族に手伝ってもらえない」
どうしたら良い?
そういう人も多いと思います。
我が家も同様です。
サポートをしてくれる人は家族だけではありません。
次の項で説明していきますね。
ご近所さんや友人にサポートしてもらおう
家族の協力が得られない場合は、ご近所さんや友人にサポートをしてもらうのも良い方法です。
- 保育園や学童のお迎え
- 預け先がない時に預かってもらう
- 習い事の送迎
- 家族が対応できない時のみお願いする
- やってもらうだけではなく、その方の手助けも心懸ける
サポートしてくれる人が周囲に複数いると、安心感が生まれます。
お互いに助け合えるような関係性を築きましょう。
私の場合、同年代の子どもがいるご近所さんや友人にお願いしています。
子どもたちもお友達と遊べるため、喜びますよ。
人との付き合いは苦手という方は、前項の子育て支援制度やサービスをフル活用するのも一つの方法です。
無理なく両立できる道を探していきましょう。
仕事と育児を両立を可能にする心得
- 周囲のサポートに感謝し、素直に受け入れよう
- 「全部自分でやらなければ」という思いは捨てよう
- 家事や育児に完璧を求めないようにしよう
- 自分の趣味や休息の時間を確保しよう
これらは10年以上仕事と育児を両立してきた私自身の教訓でもあります。
これを心掛けることで、心の余裕が生まれます。
育児と仕事を両立させるためには、時間管理だけでなく、心の余裕が必要です。
心に余裕があることでストレスを溜めることなく、長期的に両立が可能になります。
時間の作り方については、こちらの記事も参考にしてください。
まとめ
仕事と育児の両立は多くの親にとって大きな課題です。
この記事で紹介したように適切な環境づくりによって両立は可能となります。
紹介した方法を参考に、ぜひあなたにぴったりの仕事と育児のバランスを見つけてください。
転職も検討したいという方は、ぜひ転職サイトを活用しましょう。
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転職サイトについてはこちらの記事を参考にしてください。
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